建具とこだわり

「和」の空間へようこそ!

木製建具

戦後に好まれ、多数建造された住宅様式の1つが「和洋折衷」です。しかし戦後のそれは洋室中心の住宅の中に、ムリヤリ1室だけ和室を設けるような、どこか無理矢理でちぐはぐな感がぬぐえないものでした。

 

フローリング張りのリビングのすぐ隣に畳の間、ソファーを置いた洋室の続きに掘り炬燵、リビングの隣に囲炉裏…など、戦後の住宅とは異なる形で「和」のテイストを盛り込んだ住宅が近年増えてきました。現代の和室設計のコンセプトは「和モダン」などとよく称されます。これは「和」のテイストを単独で存在させるのではなく、旧来の「和」のテイストを再構築し、多種多様な文化との融合を実現する新しい「和」なのです。目指すのは洋室との自然な融合――。

 

とはいえ、この「和モダン」。新しい「和」といっても、旧来の文化を否定するわけではありません。要となる部分には伝統的な格調高いものを導入し、空間をキリリと引き締める手法がよく使われます。それは高品質な畳だったり、重厚な文机だったり…。そこで用いられる代表的な物が、空間の縁を形成する「建具」です。というのも、私たちの目は「空間それ自体」を捉えることはできません。私たちの視覚は「空間を形作る面・線」を捉えることで、常に空間を認識するのです。つまり襖や障子、格子戸…そこに込められた意匠を目にすることで、空間の品位を理解しているといっても過言ではないでしょう。

 

「和モダン」を構築するためのアイテムは多種多様。以下のページでは和モダンに適した家具の選び方、和モダンの上級テクニック「建具の導入」についてご紹介しています。

和洋折衷のインテリアと建具

「和空間」「和モダン」の演出方法をご紹介します。

 

和室インテリアと建具

「和モダン」を作り出すためのインテリアとは?

 

和室建具とその影響力

建具によって生まれる空間、建具の利点をご紹介します。